コーヒーメーカーの保温は何分で切れる?自動停止と洗う部品を4台で比べた

保温は自動で切れるのか。切れるのは4台のうち2台だけです。切れるまで約40分と30分。道具しらべの比較記事のアイキャッチ

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コーヒーメーカーの保温は、自動で切れるかどうかで選びます。抽出後に保温が自動で切れるのは、デロンギ ICM12011J-BK(約40分)とシロカ SC-A271(30分)だけです。タイガーと象印の取扱説明書には、自動で切れる記載がなく、保温は約15分までが目安とされています。

私は、朝にまとめて淹れて、午前中かけて飲みます。洗う手間で困りました。

保温が自動で切れるまでの時間と、洗う部品の数。デロンギは約40分・4点、シロカは30分・4点、タイガーと象印は自動停止の記載なし。洗う部品はタイガーが6点(カップトレイ込み)、象印が4点と浄水フィルター
保温が自動で切れるまでの時間と、洗う部品の数。デロンギは約40分・4点、シロカは30分・4点、タイガーと象印は自動停止の記載なし。洗う部品はタイガーが6点(カップトレイ込み)、象印が4点と浄水フィルター

優先したいことで選ぶコーヒーメーカー

  • 抽出後、保温を自動で切ってほしい → デロンギ ICM12011J-BK(約8,827円)。保温モードに切り替わって約40分後に、電源が自動で切れます
  • 豆から挽いて、タイマーで淹れたい → シロカ SC-A271(約13,980円)。ミルを内蔵し、抽出後30分で保温が自動で終わります
  • 紙フィルターで、マグカップに直接淹れたい → タイガー ADC-N060(約6,480円)。カップトレイを使って、マグカップに直接ドリップできる仕様です
  • 小さく、軽く置きたい → 象印 EC-TG40AM(約4,280円)。幅20.5×奥行15.5×高さ23cm・約1.1kgで、4台でいちばん小さいです

コーヒーメーカー4台の向き不向き

象印 EC-TG40AM

向く小さく、軽く置きたい人(幅20.5×奥行15.5cm・約1.1kg)

向かない一度に5杯以上を淹れたい人(最大4杯・540mL)

ペーパーフィルターを使うドリップ式で、ガラス容器を保温板に載せて保温します。消費電力は650W、コードは1.3mです。活性炭入りの浄水フィルターが付き、消耗品で、1日1回の使用で約2年に1回の交換が目安です(有料)。取扱説明書は、保温を約15分くらいまでとしています。

タイガー ADC-N060

向くカップトレイで、マグカップに直接ドリップしたい人

向かない保温を自動で切りたい人(取扱説明書に、自動で切れる記載がありません)

ペーパーフィルターを使うドリップ式で、ステンレスサーバー、満水0.81L(6杯用)です。消費電力は550W、本体は幅15.4×奥行27.2×高さ30.1cm・約1.9kg、コードは1.2mです。保温はスイッチをONのままにして行い、目安は約15分までです。マグカップに直接淹れたあとは、保温しないよう取扱説明書に書かれています。水タンクは、本体から外して水を入れます。

デロンギ ICM12011J-BK

向く保温の消し忘れを、減らしたい人

向かない一度に5杯を超えて淹れたい人(5杯・650mLまで。タイガーは0.81L)

ガラスジャグ(650mL・5杯)で、消費電力は750W、本体は幅15.5×奥行28.5×高さ27.5cm・約1.4kgです。付属のペーパーレスフィルターは洗って使い、紙フィルター(1×2または102サイズ)も使えます。抽出が終わると保温モードに切り替わり、約40分後に電源が自動で切れます。取扱説明書は、抽出後なるべく30分以内に飲むよう案内しています。コードは1.8mです(Amazonの商品ページ)。

シロカ SC-A271

向く豆から挽いて、タイマーで朝に出来上がっていてほしい人

向かない洗う部品を増やしたくない人(ミル付きバスケットも洗い、つけ置きは取扱説明書で不可)

ミルを内蔵した全自動のドリップ式です。ミルはプロペラ式で、挽き目は中細挽き、定格時間は23秒、豆の状態によっては挽き残りが出ることがあります。ガラスサーバーは最大使用水量580mL(4杯)、消費電力は600W、本体は幅17.3×奥行22×高さ27cm・約2.2kg、コードは1.2mです。抽出後30分は自動で保温し、保温だけを行う機能はありません。

保温は、自動で切れる時間で見る

4台の取扱説明書で、保温の扱いは次のとおりです。

  • デロンギ:保温モードに切り替わって約40分後に、電源が自動で切れます。長時間そのままにすると、風味が悪くなるとしています
  • シロカ:抽出後30分は自動で保温し、ボタンを押さなくても30分後に終わります。長時間の保温で、香りが飛んで風味が悪くなるとしています
  • タイガー:スイッチをONのままにして保温します。目安は約15分までで、自動で切れる記載はありません
  • 象印:保温板にガラス容器を載せて保温します。目安は約15分くらいまでで、自動で切れる記載はありません。長時間の保温で、香りがぬけて風味が悪くなるとしています

メーカーが示す保温の目安は、象印とタイガーが約15分まで、デロンギが抽出後30分以内に飲む、シロカが自動保温30分です。自動で切れるのは、デロンギ約40分(取扱説明書は「オートオフ」と書いています)とシロカ30分です。

私のように午前中かけて飲む使い方は、どの機種でも、保温の想定より長くなります。自動で切れる2台は、切れたあとに温かさは戻りません。

洗う部品は、取扱説明書のお手入れで数える

取扱説明書の「お手入れ」で、使うたびに洗うとされた部品を数えました(計量スプーンを除く)。

  • タイガー(6点。カップトレイ込み):水タンクふた、フィルター、水タンク、サーバーふた、カップトレイ、コーヒーサーバー。カップトレイは、マグカップに直接淹れるときに使うので、サーバーに淹れるだけなら5点です
  • デロンギ(4点):ペーパーレスフィルター、ガラスジャグ、フィルターホルダー、給水口フィルター
  • 象印(4点+1):水タンクふた、バスケット、バスケットふた、ガラス容器。ほかに、浄水フィルターを水で流し洗いします
  • シロカ(4点):本体ふた、ミル付きバスケット、コーヒーサーバー、メッシュフィルター。ミル付きバスケットのしずくもれ防止弁も、使うたびに洗います

数は手間の目安で、部品の大きさや洗い方は違います。

4台の保温と洗う部品

機種 価格 保温が自動で切れるまで 取扱説明書の保温の目安 洗う部品
象印 EC-TG40AM 約4,280円 記載なし 約15分くらいまで 4点+浄水フィルター
タイガー ADC-N060 約6,480円 記載なし 約15分まで 6点(カップトレイ込み)
デロンギ ICM12011J-BK 約8,827円 抽出後 約40分 抽出後30分以内に飲む 4点
シロカ SC-A271 約13,980円 抽出後 30分 抽出後30分は自動で保温 4点
くわしい仕様を見る(容量・消費電力・コード・サイズ・質量・フィルター・ミル)
機種 容量 消費電力 コード サイズ(幅×奥行×高さ) 質量 フィルター ミル
象印 EC-TG40AM 540mL(4杯・1杯約120mL) 650W 1.3m 20.5×15.5×23cm 約1.1kg ペーパー+浄水フィルター なし
タイガー ADC-N060 0.81L(6杯用) 550W 1.2m 15.4×27.2×30.1cm 約1.9kg ペーパー なし
デロンギ ICM12011J-BK 650mL(5杯・130mL) 750W 1.8m 15.5×28.5×27.5cm 約1.4kg ペーパーレス(紙も可) なし
シロカ SC-A271 580mL(最大4杯) 600W 1.2m 17.3×22×27cm 約2.2kg(サーバー含む) メッシュ 内蔵(プロペラ式・中細挽き)
数値の出どころ
  • 仕様・保温・お手入れ:象印は公式の取扱説明書(EC-TG40)、タイガーは公式の取扱説明書(ADC-N型)と製品ページ、デロンギは取扱説明書と公式の比較ページ、シロカは取扱説明書(SC-A271)です。「洗う部品」の数は、取扱説明書の記載から私が数えた値です。「自動で切れる記載なし」は、象印・タイガーとも、取扱説明書の範囲です。
  • 象印:Amazonの出品は WEB限定の EC-TG40AM で、仕様は公式の EC-TG40 と同じです。
  • デロンギ:コード長は取扱説明書の仕様欄になく、Amazonの商品ページ(メーカーの記載)です。
  • 販売元:象印・タイガー・デロンギは Amazon.co.jp、シロカは シロカ公式オンラインストアです。

価格・販売元は2026年10月26日、仕様は10月26日に確認しました。価格・仕様は執筆時点のもので、変わることがあります。購入前にリンク先で最新情報をご確認ください。

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