電子レンジのターンテーブル掃除が面倒。洗う皿のないフラットは何が違う

電子レンジのターンテーブルとフラットの違い

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一人暮らしで毎日レンジを使うと、面倒なのはターンテーブルの皿を洗って、拭いて、戻す手間です。皿のないフラットなら楽になるのかを、取扱説明書とレビューで読み比べました。

Amazonで約7,500円から12,900円の単機能レンジを、ターンテーブル2台・フラット2台の計4台で並べます。比べるのは皿の洗い方、庫内の寸法、東日本と西日本での出力の3つです。

4台の皿とお手入れ。ターンテーブルの2台は皿を使うたびに洗う。フラットの2台は洗う皿がなく、庫内を拭く

単機能レンジが向かない人

  • オーブンやグリルの機能がほしい人。この記事は、温めと解凍が中心の単機能レンジだけを扱います。
  • 20L以上の庫内がほしい人。4台は17Lか18Lです。大きな皿や容器を何枚も入れたいなら、容量の大きい機種を探してください。
  • センサーで自動調整する上位機種を探している人。4台はいずれも単機能で、手入れと置き場所の違いを見る記事です。

レンジの皿・庫内・出力の見方

皿は洗うもの。ターンテーブルの2台は、取扱説明書が皿を洗うよう書いています。皿の掃除は「気が向いたらやること」ではなく、使い方の一部です。

  • コンフィー CF-AM202-BK:使うたびにスポンジなどで洗い、水分を拭き取ってよく乾かす。汚れや水分が残ったまま使うと、発煙・発火のおそれがあるとも注意されています。
  • アイリス IMB-T178-W:丸皿を、薄めた台所用洗剤で洗って水で流し、よく乾かす。

フラットの2台には洗う皿がありません。コンフィー CF-EX201-BKは、本体・庫内をよく絞ったふきんで拭きます。庫内のシリコンパッキンと塗装面は、傷がつくので強くこすらないよう書かれています。アイリス IMB-F187-Hは公式サイトの製品一覧や取扱説明書に載っておらず、仕様はAmazonのアイリスオーヤマ公式ショップの商品ページで確認しました。手入れは、同じ18LフラットのIMB-F186の取扱説明書に「本体・庫内は、よく絞った布で拭く」とあります(型番が違うので参考にとどめます)。

皿が回ることにも注意があります。コンフィーのターンテーブル機は、食品や容器が庫内の壁に触れると皿が回らなくなると書いています。レビューにも、お弁当が回らないのが残念という声があります(アイリス T178・1件)。

庫内は、皿の有無で寸法の傾向が分かれる。ターンテーブルの2台は、有効寸法がどちらも幅306×奥行307×高さ190mmで、皿の直径も約255mmで同じです。フラットの2台は高さが180mmで10mm低く、奥行きは深くなります(EX201は318mm、F187は325mm)。幅は機種で分かれ、EX201は295mmと11mm狭く、F187は315mmと9mm広くなります。背の高い容器は、フラットのほうが入りにくくなります。17Lか18Lかよりも、よく使う容器の幅・奥行き・高さを測って、入るかを見るほうが確かです。

同じ17Lでも、東日本では出力が変わる。出力は電源の周波数で変わります。コンフィーの取扱説明書では、東京・東北・北海道などが50Hz、大阪・愛知・九州などが60Hz、長野・静岡・新潟は混在する地域とされています。4台とも50Hz・60Hzの両方で使えますが、東日本では500W前後、西日本では650Wが目安です。

なお、50Hz専用の機種には700Wのものもあります(ハイアール JM-17K-50)。ただし60Hz地域へ転居すると部品の交換が必要になり、費用は実費と取扱説明書にあります。転居の可能性がある人は、4台のようなヘルツフリーの機種が無難です。

皿の有無と出力で並べる4台

機種 価格 皿とお手入れ 庫内の高さ 出力(50Hz/60Hz)
コンフィー CF-AM202-BK 約7,480円 皿を使うたびに洗う 190mm 強520W/強650W
コンフィー CF-EX201-BK 約9,480円 洗う皿なし(庫内を拭く) 180mm 500W/650W
アイリスオーヤマ IMB-T178-W 約9,660円 皿を洗剤で洗う 190mm 500W/650W
アイリスオーヤマ IMB-F187-H 約12,862円 洗う皿なし(庫内を拭く) 180mm 500W/650W
くわしい仕様を見る(評価・操作・庫内寸法・本体サイズ・保証・音)
機種 Amazon評価 操作 庫内の有効寸法(幅×奥行×高さ) 本体(幅×奥行×高さ・重量) 保証 音
コンフィー CF-AM202-BK ★4.2(1,480件) ダイヤル式 306×307×190mm 440×359×258mm・約11.3kg 2年 ビープ音(消す操作は取扱説明書に記載なし)
コンフィー CF-EX201-BK ★4.2(1,480件) ボタン式(縦開き) 295×318×180mm 458×354×286mm・約12.3kg 2年 操作音を長押しで消せる
アイリスオーヤマ IMB-T178-W ★4.1(2,436件) ボタン式 306×307×190mm 440×325×255mm・約10.6kg 1年 終了音を含めて長押しで消せる
アイリスオーヤマ IMB-F187-H ★3.8(81件) ボタン式(自動メニュー5種) 315×325×180mm 456×352×280mm・約11.4kg 1年 取扱説明書なし

数値・価格・評価は執筆時点のものです。仕様は各メーカー公表値(取扱説明書・公式の商品ページ)です。F187 は公式サイトに載っていないため、Amazonのアイリスオーヤマ公式ショップの商品ページの記載です。

出力:AM202 は「強」が50Hzで520W・60Hzで650W、「中」は500W。EX201 は60Hzで650Wと500W。T178 は50Hzで500W(と200W相当)、60Hzで650W(500W、200W相当)。F187 の出力は T178 と同じで、650Wと500Wは短時間高出力(15分)の機能、調理中は自動で350Wへ切り替わるとあります。

4台とも50/60Hz両用、コード長は約1.5m、年間消費電力量は約60kWhで差はほぼありません。

コンフィーの2台は、色や方式の違う9種類が同じ商品ページで評価をまとめているため、★と件数が同じです。アイリス T178 の件数も、容量の違う商品とまとめた表示です。評価は、機種どうしの比較には使えません。

4台それぞれの癖

コンフィー CF-AM202-BK

向くできるだけ安く、ダイヤルで手早く温めたい。

向かない皿を洗う手間をなくしたい。終了音を小さくしたい。

4台でいちばん安い約7,480円。2つのダイヤルで温める、皿のあるタイプ。

Amazonの電子レンジの売れ筋で、1位に出ていました。出力と時間をダイヤルで合わせる作りで、操作が簡単で高齢の家族も使えたという声があります。気になるのは音と表示です。温め終わりの音がやや大きい、表示が明るく暗い部屋で気になった(1件)という声があり、Amazonの「お客様のご意見」では音への言及が58件で、評価は分かれていました。1分未満の設定は、いったん1分より大きく回してから戻すと取扱説明書にあります。

コンフィー CF-EX201-BK

向く皿を洗う手間をなくしたい。操作音を消したい。

向かない置き場所を小さくおさえたい。背の高い容器を入れたい。

AM202と同じコンフィーの、皿のないフラット。保証は2年。

ボタン式で、扉は縦開き(下に開くタイプ)です。操作音(ピッ)は「とりけし」ボタンの長押しで切/入を切り替えられます。調理が終わって扉を開けないと、1分ごとに5回知らせ音が鳴り、5分後に電源が切れます。気になるのは大きさと評価の薄さです。本体は約12.3kgで4台でいちばん大きく重く、庫内の幅もターンテーブル機より11mm狭くなります。商品ページは9種類をまとめているため、フラット(縦開き)のレビューは上位に出ていたなかで1件でした(★5。シンプルで使えた、という内容)。フラット特有の不満は、このページからは確認できませんでした。

アイリスオーヤマ IMB-T178-W

向く終了音を消して使いたい。ボタンで操作したい。

向かない皿が回る音が気になる。皿を洗いたくない。

4台でいちばん小さく軽い約10.6kg。ボタン式で、終了音も消せる。

ワンタッチあたため(30秒、飲み物、ごはん)があり、お知らせ音は「とりけし」ボタンの長押しで切/入を切り替えられます。気になるのは音と耐久性の声です。終了音が大きい、皿が回るときにゴトゴトと音がするという声があり、「お客様のご意見」では音に74件、耐久性に32件の言及がありました(件数は17L・22Lなどを含む商品ページ全体)。ターンテーブルのため食品の大きさに制限がある、お弁当が回らないという声も、それぞれ1件ありました。

アイリスオーヤマ IMB-F187-H

向く皿を洗う手間をなくし、自動メニューも使いたい。

向かないレビューの件数が多い機種を選びたい。

自動メニュー5種のフラットで、洗う皿がない。ただし評価は81件と少ない。

レビューには、見た目がシンプルで部屋になじむ、温め専用として十分という声があります。気になるのは評価の少なさと温まり方です。★3.8・81件は4台でいちばん少なく、回らないので容器の底や中央が冷たいまま残ったという英語のレビューが1件ありました。冷凍食品が表記の時間でも凍ったままだった★1もあり(8人が参考になったと回答)、メーカーと出品者は交換に対応したとのことです。50Hz地域では650Wが出ず、2段階の出力で使ったという声も1件あります。

終了音・皿・温まり方の不満

  • 終了音が大きい。T178 は取扱説明書の手順でお知らせ音を切にできますが、加熱終了の音も消えるため、終わりに気づきにくくなります。EX201 は操作音(ピッ)を消せます。AM202 は、私が確認した範囲では音を消す操作が取扱説明書にありませんでした。音が気になる人は、買う前にこの点を見てください。
  • 皿が回らない、ゴトゴトする。AM202 の取扱説明書は、皿が正しくセットされているか、回転ローラーに食品カスや汁がついていないか、食品や容器が庫内の壁に触れていないかを確かめるよう書いています。置き直してローラーを拭くと直ることがあります。
  • 皿の掃除が面倒。使うたびに洗って水気を拭き取るのが取扱説明書の指示です。汚れをためないほうが、結果として手間が小さくなります。フラットなら、洗う皿がない代わりに、庫内を拭く手入れが毎回の中心になります。
  • フラットで温まりにくい。温まり方は食品の種類や加熱前の温度で変わります。コンフィーの取扱説明書は、加熱時間を短めにセットして様子を見ながら加熱するよう書いています。この声は F187 のレビューに出たもので、EX201 については確認が取れていません。
  • 数か月で動かなくなった。T178 は耐久性への言及が32件ありました。保証はコンフィーが2年、アイリスが1年です。保証書は、購入日と販売店を記入して保管してください。

一人暮らしの温めに選ぶ1台

どれを選ぶか。皿を洗いたくなくて安いならEX201、自動メニューも使うならF187、いちばん安くダイヤルならAM202、終了音を消したいならT178

  • 皿を洗う手間をなくしたい、価格もおさえたい → コンフィー CF-EX201-BK(約9,480円)。フラットで保証は2年。本体は4台でいちばん大きく重くなります。
  • 皿を洗う手間をなくし、自動メニューも使いたい → アイリスオーヤマ IMB-F187-H(約12,862円)。評価は★3.8で、件数は81件と少なめです。
  • できるだけ安く、ダイヤルで使いたい → コンフィー CF-AM202-BK(約7,480円)。4台のなかで価格がもっとも低い機種です。
  • 終了音を消したい、ボタンで操作したい → アイリスオーヤマ IMB-T178-W(約9,660円)。お知らせ音を、取扱説明書の手順で切にできます。

皿のある2台を選ぶなら、使うたびに皿を洗って水気を拭くことを守ると、手入れの負担が小さくなります。

置く前と使う前の5項目

  1. 住んでいる地域の周波数を確認する。東日本か西日本かで、出る出力が変わります。
  2. 置き場所を決める。壁や家具から、取扱説明書の図の距離を離して置きます。EX201 は高さが286mmあります。
  3. アース線を取り付ける。コンフィーの取扱説明書は、アース線を取り付けて使うよう書いています。
  4. 皿とローラーを正しくセットする。ターンテーブルの機種は、回転ローラーの上に皿をのせます。落としたり衝撃を与えたりすると割れることがあります。
  5. 使えない容器を確かめる。金属の容器、アルミホイル、金や銀の飾りのある器は、火花が出るので使えません。

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電子レンジの使い方に、つながりのある2本だけ挙げておきます。

今すぐ選ぶ必要はありません。必要になったときに、こういう記事もある、くらいで大丈夫です。


数値や在庫は変わります。最終的な確認は、各商品ページでお願いします。

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